冬の白菜甘酒スープ

IMG_8776 食事

寒い冬は、お肌が冷えて、固くなってしまう。

固くなった皮膚には、血液が入れない。

血の栄養や潤いが入れないために、カサカサ肌になる。

では、元々お肌にいたはずの血は、どこへ行ったかな

『体の内側』で、集まっている。

 

寒い冬は、むくんだ足が、冷え固まってしまう。

むくみが冷え固まった足では、血行不良が発生。血の流れが悪いと、当然冷えてしまう。

では元々、足に流れたはずの血は、どこへ行ったかな

流れやすい『上半身へ』と押し上げられた。

こうして『内側へ』『上へ』と、エネルギーが集まったのが、真冬の時期の、私たちの体。

寒くてあまり動かず、エネルギー消費は少なく、冬を過ごしてきた、私たちの体。

もしこの状態で、エネルギーを作りすぎてしまうと、人によっては咳となって、溢れ出るかも。

そんな時は食べ物を減らすと、溢れ出るエネルギーも少なくなって、落ち着いてきます。

冬の旬野菜である白菜や大根といった、色の白いお野菜は、エネルギーの気血を多く作る食材ではなく、胃を安定させてくれるもの。

人と自然は一体。旬の食材は、その時期の人の体にとって必要なものだから、冬の旬野菜を見てみると、真冬の体はそれほどエネルギーを必要としないことがわかります。

今は沢山食べるよりも、胃を整え安定させる時期。

そこで今日は、冬野菜の白菜を、消化に良い甘酒で炊いた、簡単スープをご紹介。

食べ過ぎている時や、胃を休めたいときの食事代わりにおすすめです。

体の春も、もうすぐです!

▶︎白菜のかんたん甘酒スープ

【材料】

白菜 120g

甘酒 200g

自然塩 少々

【作り方】

白菜を細く切ってお鍋に入れ、甘酒を加えて蓋をし、弱火でコトコト煮込む。白菜が柔らかくなったら、好みの濃さまで煮詰め、塩で調味して出来上がり。