私たちは、心身をリフレッシュするために、「浴びる」ことを好んで取り入れます。
「入浴」、「日光浴」、「海水浴」、「森林浴」など、さまざまな「浴びる」と言う方法がありますが、今回は「森林浴」を「香り」からお伝えします。
■森林浴と日本のつながり
日本は森林が国土の約67%を占める森林大国であり、そして、この「森林浴」は日本が発祥の地とされています。古くから、日本では森で過ごすことが健康に良いと知られ、ストレス緩和や免疫力の向上が期待されてきました。
■森林浴の効果
森林浴が心地よい理由の一つは、自然が提供する「1/fゆらぎ」です。川のせせらぎや鳥のさえずり、木々のざわめきは、私たちの生体リズムと調和し、心身にリラックスをもたらします。また、森林は酸素を多く生み出し、空気の質が良いことから、呼吸を通じて体内のエネルギー循環を促進します。さらに、緑色が目に優しくリラックス効果を発揮することや、木々が放つ香りが体内の循環を整えることも挙げられます。特に香りは、ストレス軽減や体のエネルギーバランスの調整に大きな役割を果たしています。
■香りとしての森林浴の効果
森林浴は、心身をリフレッシュさせ、ストレス軽減や免疫機能向上、気分改善など、健康に多くの恩恵をもたらします。この効果の鍵は、森の中の「香り」とその環境がもつ癒しのエネルギーにあります。
■自然のエネルギー循環と香り
自然界には見えないエネルギーが存在し、それは太陽から空を通じ大地へ、そして大地から空へ循環しながら私たちや植物に影響を与えています。植物もまた香りを通じて、このエネルギーを発し、それが私たち人にも作用します。
植物の香りには「陰陽」の性質があり、陽の力は成長や蒸散を、陰の力は排出や栄養の蓄積を促します。この森林の香りエネルギーの流れが、私たちの体内の不均衡に優しく働きかけることで調整、滞りを解消し、スムーズなエネルギー循環を促します。
■森林浴の恩恵
森林浴による香りエネルギーは、体の生理機能を整え、ストレスを和らげ、免疫力を高めます。また、森林浴は、心と体を癒すための最適な方法であり、私たちに大きな恵みを与えてくれます。

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