お受験期のごはんは「頭に流れる」が合言葉
こんにちは、料理研究家のちかです。
お受験の時期になると、
「何を食べさせたらいいんでしょう?」というご相談をよくいただきます。
勉強、緊張、生活リズムの変化…。
実はこの時期、いちばん酷使されているのは
“頭”ではなく“胃”なんです。
中医学で見る「頭の回転」と食事の関係
中医学では、
食べたものはまず胃で受け取り、
そこから気血となって全身へ運ばれると考えます。
ところが、消化に時間がかかる食事が続くと、
気血はずっと胃にとどまり、
頭まで十分に巡らなくなってしまうんですね。
ですから、お受験期に大切なのは
「たくさん食べる」よりも
「軽やかに吸収できること」。
糖質は“控えめ”がちょうどいい理由
甘いおやつや小麦中心の食事は、
一時的に元気が出たように見えても、
胃に負担がかかりやすいんです。
胃に気血が集まりすぎると、
頭がぼんやりしたり、
集中力が続きにくくなったりすることも。
お受験期こそ、
「消化しやすく、巡りやすい」食事を意識してあげたいですね。
今日の一品:頭に流れる味噌煮込み
そこで今日は、
胃をいたわりながら、頭に気血を届ける
やさしい一皿をご紹介します。
材料(作りやすい分量)
- 大根(いちょう切り)
- 鶏肉(ひと口大)
- 生姜(細切り)
- 長ねぎ(斜め切り)
- ブロッコリー
- 和風だし
- 味噌
作り方のポイント
鍋にだしを張り、
大根と鶏肉を弱めの中火でコトコトと。
大根が透き通ってきたら、
生姜とねぎを加え、
香りが立ったところで味噌を溶き入れます。
最後にブロッコリーを入れて、
色が鮮やかになったら火止め。
煮込みすぎないのが、吸収を良くするコツです。
この一皿がもたらすもの
大根は巡りを助け、
鶏肉はやさしく気を補い、
生姜とねぎが胃を温めて動かします。
しっかり消化されることで、
気血は自然と頭へ。
「頑張らせる食事」ではなく、
「流れを整える食事」。
お受験期のごはんは、
心と体の応援団。
今日も、静かに力を届けてあげましょう。


