中医学で考える『自分に合った健康法』⑤胃の整え方

これまで

第1回では「胃を意識すること」

第2回では「今の胃の状態を知ること」

第3回では「胃と病気の関わり」

第4回では「胃を整えると楽になる」

症状について書いてきました

5回は

「胃の整え方」

について

お話したいと思います😊

 

ー中医学で考える『自分に合った健康法』⑤胃の整え方ー

これまで

体の陰陽が偏ると、偏ったほうの症状が現れる

という視点をお伝えしてきました

そしてその偏りは

胃から始まっていることが

とても多いです

 

今回は

胃が陰陽どちらに傾いているのか

という視点から

体に起こる変化と整え方を

まとめてみたいと思います

 

▶︎陽に傾いているときの胃と身体

陽のタイプは

胃ががんばりすぎて

熱が多くなる状態です

食べすぎなどが続くと

胃は入ってきたものを

すべて消化しようとして

一生懸命に働きます

 

すると

 • 元気と血が作られすぎて熱が多く生まれる

 • 処理しきれなかったものが熱に変わる

 • 余った熱が上へ溢れる

という状態が

発生しやすくなります

 

その結果として

 • 顔や頭がほてる

 • 溢れるような頭痛

 • 胃から込み上げるような咳      

 • 赤いニキビや発疹

といった

「上にのぼり溢れるような

熱の症状(陽)」が

現れやすくなります

 

▶️このタイプの整え方

この場合は

何かを足すよりも

引き算することが大切です

 • 食べすぎない

 • 食事と食事の間をあける

 • 甘いもの・脂っこいものを控えめに

これ以上、熱を作らせないためです

 

▶︎陰に傾いているときの胃と身体

※陰には2つのタイプがあります

陰のタイプは

胃の力が落ちている状態ですが

それには大きく分けて

2つのパターンがあります

水分が停滞して、むくんでいるタイプ

このタイプは

胃がむくんで重たくなり

動きが鈍くなっている状態です  

 • むくみやすい

 • 体が重だるい

 • 冷えやすい

 • 胃がチャポチャポする感じ

 • 雨の日に不調が出やすい

水分が多すぎて重たく

胃の動きを邪魔してしまい

消化や巡りが

うまくいかなくなっています

 

▶️このタイプの整え方

 • のどが渇いていないときは無理に飲まない

 • 食事中に水分で流し込まない

 • 体を動かして巡らせる

 • 湯船に浸かって巡らせる

 

過剰な水分を減らすことに加え

巡らせて、出せる体に戻す

という意識も大切です

 

運動して巡らせたり

湯船に浸かって巡らせることも

血液循環を良くして

余分な水分を尿で出すための

大切な生活習慣です

 

胃が虚している(虚のタイプ)

もうひとつの陰のタイプは

胃そのものが弱り

元気と血を生み出す力が

落ちている状態です

 • 少し動くだけで疲れる

 • 食後に眠くなる 

 • 消化力が不足して胃もたれ

 • 舌が小さく、薄く見える

 • 舌にひび割れがある

 

このタイプは

作る力そのものが不足している

状態と考えると分かりやすいです

 

元気になろうと思って

無理してたくさん食べようとすると

さらに胃に負担がかかり

胃の力が落ちてしまいます

 

▶️このタイプの整え方

 • 消化力に合わせて、少量ずつ、回数を分けて食べる

 • 消化に良いものを食べ、消化に時間のかかるものを控える

 • 冷やさない

 • しっかり睡眠をとる

 

元気を補うだけでなく

これ以上消耗させないこと

消化だけではなく

胃の修復にもエネルギーを注ぐこと

胃を回復させて

再び元気と血を作れるようにすること

これらがとても大切です

胃を整えることに意識を向ければ

・胃の問題が引き起こしていた症状が和らいでくる

・色々な不調が大きくなる前に気づける

・次にくる病気を防ぐことができる

今日できることをひとつ

もし不調を感じたら

「この症状をどうにかしよう」

と考える前に

 • 胃に熱が多くなっていないかな

 • 胃が弱っていないかな 

 • 胃はむくんでいないかな

胃の状態に

目を向けてみてください

 

原因の部分に意識を向けると

身体は回復する方向へ

戻り始めます😊

次は第6回

「胃を整える食べ物 」について

書きたいと思います

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