整える香り
〜香りと心身のバランス〜
こんにちは。あやこです。
30代、子育て真っ最中。香りが好きで、日々の空気や気分の変化に敏感です。
今日は「元気にする香り」でも「リラックスさせる香り」でもなく、
「整える香り」についてお話ししたいと思います。

なんとなく不調なとき、足りないのは「刺激」じゃなかった
疲れているとき、つい
- 気分を上げる香りを探したり
- スッキリ系でシャキッとしようとしたり
していませんか?
私も以前はそうでした。でも子どもの不調をきっかけに、
「香りを足すほど、逆に落ち着かなくなる日」があることに気づいたんです。
そんなとき、中医学の視点がしっくりきました。
中医学でいう「整う」とはどういうこと?
中医学では、健康な状態を
気・血・水が過不足なく、巡っていること
と考えます。
つまり「整う」とは、
- 元気すぎない
- 落ち込みすぎない
- 頑張りすぎない
ちょうど真ん中に戻ること。
香りは、嗅覚を通して直接「気」に作用するため、
使い方によっては整えるどころか、
気を上にのぼらせてしまうこともあります。
香りで起こる「気の上衝」
強い香りを嗅いだあとに、
- 頭がボーッとする
- イライラする
- 息が浅くなる
そんな経験はありませんか?
中医学ではこれを「気の上衝(じょうしょう)」と考えます。
気が上に集まりすぎると、
心も体も落ち着きにくくなります。
最近よく聞く「香害」も、
中医学的に見ると刺激が強すぎて気が乱れている状態と捉えることができます。
整える香りの基本は「足さないこと」
私が思う「整える香り」の第一歩は、
香りを選ぶ前に、香りを減らすこと
です。
- 柔軟剤や洗剤の香りを控えめにする
- 芳香剤を一度お休みする
- 掃除用洗剤を無香料に変えてみる
それだけで、空気が静かになり、
呼吸が深くなるのを感じることがあります。
中医学的におすすめの「整える香り」
どうしても香りを取り入れたいときは、
- 自然の香りに近いもの
- 主張しすぎないもの
- 一瞬で消えるくらいの軽さ
を意識しています。
たとえば、
- みかんの皮をむいたときの香り
- お茶を淹れたときの湯気
- ヒノキや和精油のほのかな香り
これらは気を巡らせつつ、
上に持ち上げすぎない香りです。
子どもにも伝わる「整った香り」
面白いことに、香りを控えめにすると、
子どもの様子が変わることがあります。
- 落ち着きが出る
- 寝つきが良くなる
- 機嫌の波が穏やかになる
子どもは大人以上に、
香りや空気の変化に敏感。
整える香りは、
家族全体の気の流れを整える養生でもあると感じています。
まとめ:整える香りは「今の自分を感じる香り」
整える香りに、正解はありません。
大切なのは、
- 心地いいか
- 呼吸が深くなるか
- 静かな気持ちになれるか
それを感じ取ること。
香りは、心と体をつなぐ入り口です。
頑張りたいときほど、
あえて「整える」ことを選ぶ。
そんな中医学的な香りとの付き合い方を、
これからも日常の中で大切にしていきたいと思います。
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投稿者:あやこ

