毎日の食卓が、いちばんの薬膳。
ちかの「無理をしない整えごはん」
こんにちは、料理研究家のちかです。
今日は「体を整えたいけれど、頑張りすぎたくない」
そんな方に向けて、日々の食事と薬膳の考え方をお話ししますね。
薬膳というと、特別な食材や決まったレシピを思い浮かべる方が多いのですが、
中医学の視点では、その日の体調に合わせて食べ方を少し変えることが、何よりの薬膳になります。
薬膳は「何を食べるか」より「どう食べるか」
体調が揺らぎやすい年代になると、
同じ食事でも「おいしく感じる日」と「重たく感じる日」がありますよね。
中医学では、これは胃腸(脾胃)の状態が日によって違うからだと考えます。
だから私は、レシピを固定しすぎず、
火の入れ方・切り方・量で調整するようにしています。
ちか流・整えごはんの3つの基本
① 火を通すことで、体を安心させる
冷えやすい、疲れやすいと感じる日は、
生のものより、蒸す・煮る・炒める。
しっかり火を通した料理は、
胃腸に「安全だよ」と伝えてくれます。
② 切り方は“体の負担”を考える
みじん切りにすると消化は楽ですが、
疲れている日は、あえて少し大きめに。
ゆっくり噛むことで、
食事そのものが養生になります。
③ 味付けは「足す」より「引き出す」
調味料を重ねるより、
野菜の甘み、出汁の香りを活かす。
体が整ってくると、
濃い味を欲しなくなることも多いんですよ。

薬膳は、体の声を聞く練習
「今日はこれを食べたい」
「今日はちょっと重そう」
そんな小さな感覚を大切にすることが、
薬膳の第一歩だと、私は思っています。
体は毎日、ちゃんとサインを出してくれています。
料理は、その声に応える手段なんですね。
続くことが、いちばんの効果
たまに完璧な薬膳を作るより、
いつものごはんを、少しだけ整える。
それを続けるほうが、
体も心も、ずっと安定してきます。
今日の一食が、
明日の体を、そっと助けてくれますように。
ちか

