肌は“胃の経絡の鏡”。50代からの美容は、食べ方と巡りで決まります
こんにちは。中医美容の立場でフェイシャルサロンを営んでおります、Hiroです。
私は長年、お顔に触れながら確信していることがあります。
肌は、気血の写し鏡。
そしてその中心に、胃の経絡があります。
今日は、シミ・くすみ・たるみ・むくみといった、50代以降に増える美容のお悩みを、足陽明胃経(いようめいいけい)を軸にお話しします。
胃の経絡は「顔を通る」経絡です
中医学では、胃の経絡は次のような部位を通ります。
- 目の下
- 頬
- 口まわり
- あご
- フェイスライン
つまり、フェイスラインを縦に貫く“美容の大動脈”です。
この経絡が、
- 乾いている
- 熱を持っている
- むくんでいる
- 押すと痛い
こうした状態のとき、肌は必ずサインを出します。
シミ・くすみは「胃にこもった熱」の表現
50代のお客様でよく見られるのが、
- 目の下のくすみ
- 頬の濁り
- シミが浮き上がるように目立つ
このタイプの肌です。
中医学的に見ると、これは 「胃熱(いねつ)」 の状態です。
胃熱が生まれる原因は、とても日常的です
- 食べすぎ
- 甘いものがやめられない
- 夜遅い食事
- 早食い
- よく噛まない
胃が休めない状態が続くと、処理しきれなかったエネルギーが“熱”になります。
その熱は、経絡を通って顔へ上がる。結果、シミ・赤み・くすみとして現れるのです。
たるみ・フェイスラインの崩れは「胃気下垂」
もう一つ多いのが、たるみのお悩みです。
- ほうれい線が深くなる
- フェイスラインがぼやける
- 口角が下がる
これは、胃の気が下がり、支える力が落ちた状態と考えます。
中医学では「胃は気血を生み、全身を持ち上げる」と捉えます。
胃が弱ると、肌を“持ち上げる力”も落ちる。フェイスラインの緩みは、胃の疲労の現れなのです。
胃の経絡が整うと、肌はどう変わるのか
施術の現場で、私はよく胃経の反応を確認します。
- 目の下の押痛
- 頬骨下の硬さ
- 口角横の冷え
ここを丁寧に整え、さらに生活が変わると、
- 肌の色が澄む
- むくみが引く
- ファンデーションが薄くて済む
- 触ったときの弾力が戻る
こうした変化が起こります。
高価な美容液より、胃の経絡が通っているかどうか。私は、そこを一番大切にしています。

美容家Hがすすめる「胃の経絡を守る習慣」
◎ 食べ方を“美容ケア”にする
- よく噛む
- 夜は軽め
- 温かいものを選ぶ
これはスキンケアと同じレベルで重要です。
◎ 胃経のツボを触る
- 四白(しはく):目の下のくすみ
- 地倉(ちそう):口角・たるみ
- 足三里(あしさんり):肌の土台づくり
お風呂上がりに、「今日もありがとう」と触れてあげてください。
美容は“外から足す”ものではありません
中医学の美容観では、美しさは、内側から滲み出るもの。
肌は語ります。
- 何を食べているか
- どれだけ休めているか
- 胃が喜んでいるか
50代からの美容は、肌を磨くより、胃をいたわること。
それが、いちばん自然で、いちばん確実な美容法だと私は思っています。

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