痒みというテーマについてお話をしようと思います。
かゆみに今までお困りになったことあるんじゃないでしょうか。
背中痒くて止まらない、かいてもかいても止まらないっていう状態になってことあるかなと思うんですけど、この痒みって中国医学でどんな風に考えるのかって言ったら簡単なんですね。痛いバージョンの弱いやつっていう考え方をしていきます。
人間の体ってそんなにいろんな感情を感じれるわけじゃなくって、痛いか痛くないかというだけなんです。
単純に言ってしまうと、気血の流れが止まった時とか、いろんなものが流れない時、それ中国医学では通らないって言って不通って言うんですね不通というのは通らない時の不通。
そうするとすなわち痛いって言って不通促痛っていう原則があるんですね。
流れてない時ってのは痛くて、例えば肩こりなんかでも血が流れなかったりとか冷えてしまって血流が悪くなってしまった時っていうのは痛みっていうのを感じるんですね。
でその状況背景がある中で中途半端に流れて軽く痛いっていう状態の時が痒いってなってくるんですね。
では、わかりやすくまとめてみます。
どうして体がかゆくなるの?
体がかゆくなるのにはいくつか理由があります。たとえば、寒い日に外にいると、皮膚が「寒いよ~!」って思ってぎゅっと縮まります。このとき、体の中の血や元気(エネルギー)が、「どこか出口を探さないと!」と思って動き回ります。その結果、皮膚がむずむずして「かゆい!」って感じることがあるんだよ。
どこがかゆくなる?それはどうして?
1. 背中がかゆいとき
背中がかゆくなるのは、食べ過ぎたり、疲れすぎたりして、体の中に「熱」がたまりすぎるから。たまりすぎた熱が出口を探して背中をむずむずさせるんだよ。
2. 頭や顔がかゆいとき
熱が肩や頭のほうにのぼっていくと、頭や顔がかゆくなることがあるよ。たとえば、目のまわりや耳、ほっぺたがかゆくなる人もいるよ。
3. 足がかゆいとき
足が冷えたり、胃(おなか)が元気を使いすぎたりすると、足やすねのほうがむずむずしてかゆくなるんだ。
4. 胸やおなかがかゆいとき
胸やおなかの皮膚はやわらかい部分だから、血や元気がそこに集まりすぎると、かゆくなることがあるよ。
5. 手や足の先がかゆいとき
体の外側(手や足の先っぽ)に血や元気が集まると、指や足の裏がかゆくなることがあるんだ。
どうすればかゆみがなくなるの?
かゆみをなくすには、体の中の元気や血が「ぐるぐるスムーズに流れるようにすること」が大切だよ。こんなことをするといいよ
1. 皮膚をあたためる
冷たいと皮膚がぎゅっと閉じちゃうから、あたたかいお風呂に入ったり、マフラーや手袋であたためたりしてね。
2. 食べ過ぎない
おなかがびっくりしないように、食べ物をよくかんで、食べ過ぎないようにすることも大事だよ。
3. よく休む
疲れすぎると、体の中で血や元気がうまく流れなくなるから、しっかり寝たり、リラックスしたりして休もう。
春はもっとかゆくなることがあるよ
春になると体の中が活発に動くから、かゆみが出やすい時期なんだ。これは悪いことじゃなくて、体が元気に動いている証拠でもあるんだよ。
体のかゆみに対する対策
体がかゆくなるのは、体の中のエネルギーや血の流れがスムーズじゃないときに起こることがあります。特に寒い時期は、皮膚がぎゅっと固くなって出口がなくなり、かゆくなりやすいんだよ。じゃあ、どうやって対策をしたらでしょうか!
1. お風呂で体をあたためよう
皮膚をやわらかくして、エネルギーが外に出られるようにするのが大事だよ。こんな方法がおすすめだよ:
• 入浴剤を使う
ラベンダーやヨモギが入ったお風呂は、皮膚をリラックスさせてくれるよ。
• 体をしっかり温める
あったかいお湯や蒸気で汗をかくと、体がすっきりするよ。
2. 体をマッサージしよう
かゆい部分をやさしくマッサージして、血やエネルギーを体全体に流してあげるといいよ。特に手や足の先まで流れるように意識すると効果的だよ。
3. 食べ物で体をサポートしよう
食べ過ぎや甘いものを減らして、血がさらさら流れるようにするとかゆみが少なくなるよ。おすすめの食べ物は:
• 春菊、大根の葉っぱ、にんじんの葉っぱ
これらは血の流れをよくしてくれるんだよ。
4. 体を動かそう
軽く散歩したり、朝起きたらストレッチをしたりすると、体全体の流れが良くなるよ。
運動は無理のない範囲で、少しずつやりましょうね。
体がかゆくなるのは、体が「助けて!」って教えてくれているサインかもしれないよ。お風呂、マッサージ、食べ物、運動を試して、体の中のエネルギーをうまく流してあげると、かゆみが楽になるかもしれないね!
【今中先生の動画はこちらから】
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