数値には出ない“気のレイテンシ”

数値には出ない“気のレイテンシ”――働き方の揺らぎを中医学視点で読み解く

こんにちは、ITエンジニアの涼馬です。
普段はタスク管理の効率化やワークフロー自動化の研究をしているんですが、最近どうしても「データだけでは説明できない体調の揺らぎ」が気になって中医学を学び始めました。


■ ログは正常なのに、処理速度だけ落ちる日ってある

睡眠時間 OK、歩数 OK、ストレス指標もいつも通り。
それなのに、
・頭が回らない
・コードが進まない
・妙にイライラする

エンジニアなら、一度は経験したことがあるはず。

この“説明できない不調”を、中医学では 「気の滞り」 と呼びます。

感覚的には、OSは動いているけど
裏のプロセスでデッドロックが起きてるみたいな状態。


■ 中医学でいう“気のレイテンシ”とは?

中医学では、気を「体内のシステムを動かすエネルギー」と捉えます。
これが滞ると、CPU(=脳)は正常でも処理が遅くなる。

特に働き方の変化が続くと、
・人に気を遣う
・予定に追われる
・切替が多い
などの“微細なストレス”が積み重なって、肝(=ストレス処理担当)が疲れやすくなります。

肝の気が滞ると、
・肩が重い
・ため息が増える
・集中力が急に落ちる
といった“不具合”が発生。


■ データに現れない不調をキャッチする3つのアナログ指標

ガジェットや開発ツールを使わず、誰でもできる “気の状態チェック” を紹介します。

1. 朝の「起き上がり速度」を観察

目が覚めてから起きるまでのテンポ。
・一気に起きられる → 気の流れはスムーズ
・ダラダラ起きる → 気不足or気滞
毎日ログを取らなくても感覚でわかります。

2. 呼吸の“深さ”を測る

浅い呼吸=肝が張っているサイン。
特に仕事で神経を使った日の翌朝に浅くなりがち。

3. 胸〜脇の張り感チェック

脇に手をあてて軽く押すと「痛い・張る」は気滞の典型。
人間関係や作業切替が多い時に出やすい症状です。


■ 働き方の“気の負荷”を軽減するミニ習慣

中医学とエンジニアリングの両視点で効果を感じた習慣を紹介します。

◎ 15分ごとに「肩と脇をリセット」

肩をすくめてストンと落とす → 気が流れやすくなる。
肝のストレスが溜まってる時ほど効きます。

◎ 画面を閉じる“オフ・モーメント”をつくる

1分でOK。
モニターから目を離すだけで、気の詰まりが分散します。

◎ 温かい飲み物で“内側の通信速度”を上げる

気は温かさで巡りやすくなる。
コーヒーより白湯のほうが気の流れは安定。


■ まとめ:働き方の最適化は「気のレイテンシ」を下げること

僕たちはエンジニアなので、どうしても数値を信じたくなる。
でもデータでは測れない領域――“気のレイテンシ”――こそ、作業効率のカギになることが増えてきました。

気の流れ × 生活リズム
= データには映らない体調管理の最適解

これからも、アナログな感覚とロジックの両方で、働き方と体調を可視化していきたいと思います。

投稿者 涼馬