寒い冬は、お肌が冷えて、固くなってしまう。
固くなった皮膚には、血液が入れない。
血の栄養や潤いが入れないために、カサカサ肌になる。
では、元々お肌にいたはずの血は、どこへ行ったかな
『体の内側』で、集まっている。
寒い冬は、むくんだ足が、冷え固まってしまう。
むくみが冷え固まった足では、血行不良が発生。血の流れが悪いと、当然冷えてしまう。
では元々、足に流れたはずの血は、どこへ行ったかな
流れやすい『上半身へ』と押し上げられた。
こうして『内側へ』『上へ』と、エネルギーが集まったのが、真冬の時期の、私たちの体。
寒くてあまり動かず、エネルギー消費は少なく、冬を過ごしてきた、私たちの体。
もしこの状態で、エネルギーを作りすぎてしまうと、人によっては咳となって、溢れ出るかも。
そんな時は食べ物を減らすと、溢れ出るエネルギーも少なくなって、落ち着いてきます。
冬の旬野菜である白菜や大根といった、色の白いお野菜は、エネルギーの気血を多く作る食材ではなく、胃を安定させてくれるもの。
人と自然は一体。旬の食材は、その時期の人の体にとって必要なものだから、冬の旬野菜を見てみると、真冬の体はそれほどエネルギーを必要としないことがわかります。
今は沢山食べるよりも、胃を整え安定させる時期。
そこで今日は、冬野菜の白菜を、消化に良い甘酒で炊いた、簡単スープをご紹介。
食べ過ぎている時や、胃を休めたいときの食事代わりにおすすめです。
体の春も、もうすぐです!
▶︎白菜のかんたん甘酒スープ
【材料】
白菜 120g
甘酒 200g
自然塩 少々
【作り方】
白菜を細く切ってお鍋に入れ、甘酒を加えて蓋をし、弱火でコトコト煮込む。白菜が柔らかくなったら、好みの濃さまで煮詰め、塩で調味して出来上がり。
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