中医学を学ぶコツは、「覚えようとしない」ことなんです
こんにちは。漢方薬局スタッフの yoko です。
薬局に立っていると、よくこんな声を聞くんです。
「中医学って難しそうで…」
「本を開いたけど、途中で閉じちゃいました」
その気持ち、とてもよくわかるんです。
でも私はいつも、こう思っています。
中医学は、“勉強”というより“なじませる学問”なんですよ。
薬局の現場では、暗記している人はいません
漢方薬局で10年以上働いてきましたが、
現場で活躍している人ほど、実は
「全部覚えている」わけではないんです。
大切なのは、
- この人、冷えてるな
- 最近、眠れていないな
- がんばりすぎてるな
そうやって、体と心の様子を感じ取ること。
そこから中医学は始まります。

中医学は「人を見る目」を育ててくれます
中医学を学ぶと、
病名よりも先に、その人の生活や癖が見えてきます。
夜更かしが多いのかな。
冷たい飲み物が好きなのかな。
ずっと緊張しているのかな。
それは難しい理論ではなく、
日常の観察なんです。
五臓六腑は、暮らしの中にあります
「五臓六腑」と聞くと、
なんだか特別なものに感じますよね。
でも実際は、
- 胃 → 食べすぎると重たくなる
- 肝 → イライラすると張ってくる
- 腎 → 無理すると腰や足に出る
こんなふうに、
もう体で感じていることばかりなんです。
最初は「自分の体」を教材にしてくださいね
中医学を学ぶいちばんの近道は、
自分の体を観察することです。
・今日は冷える?
・今日はむくむ?
・今日は気分が落ち着いている?
それを言葉にするだけで、
中医学の感覚は少しずつ育っていきます。
古典は、あとからで大丈夫なんです
もちろん、黄帝内経のような古典は、
とても大切です。
でも最初から全部理解しようとしなくていいんです。
「あ、これ今の自分のことかも」
そんな一文に出会えたら、それで十分。
yokoから、ひとつだけお願いです
中医学を学ぶとき、
どうか自分を責めないでくださいね。
「できていない」ではなく、
「今はこうなんだな」と見てあげてほしいんです。
中医学は、やさしく整えていく学問です。
がんばり屋さんほど、肩の力を抜いてくださいね。
わからないところがあったら、
また、いつでも聞きに来てください。
yoko

-13-120x74.jpg)