2025年4月からの薬膳講座「薬膳ごはん術」(中国医学協会)2期生募集のご案内です。
その前に、講師の1人として私が中医薬膳をお伝えすることになったキッカケを少し書かせていただきます。
私は12年間、研究のお仕事をしていました。ところが体調不良で、続けられなくなり退職。
検査では原因不明。その時の自分にできることは、ひとつでした。
人間の体は食べたものからできている。食べ物や食べ方を変えれば体は変わるはず。時間はかかってもきっと治せるはず!
研究者魂に火がついて、食べ物と生活習慣で健康を取り戻す研究をはじめました。
一生懸命勉強して、人は自然と一体であることや、感性の大切さも教わりました。
いろんな食べ物で実験もして、おかげさまで劇的な回復をしました。食べ物のチカラの凄さを知りました。
ところが、途中で行き詰まった。むしろ食べると、調子が悪くなった。体はしんどくて、日常生活でやっと。もう何を食べたら良いか、全くわからなくなりました。
その理由は明確でした。
自分の体の状態が、わからなくなったからです。今の状態がわからないから、どっちを向いて進めば良いか、わからなくて、迷子。
どんなに食材の勉強をしても
どんなに食べ物の力を知っても
体の状態が分からないので、せっかく学んだ知識も全て、使いものにならず、身近に困っている人がいても、その人の体の状態がわからないから、どうすればよいのか分からなかった。
それでも食べ物のチカラは凄いから、間違った食べ方を続けると、悪くなってしまうことも、当然ある。
「体の状態を知ること」
これは健康になるために、欠かせないことだと思いました。
辿り着いた中医学には、自分の体の状態を知り、不調を解決するために、知りたかった答えがありました。
まず、体の仕組み。
次に、自分の体の状態。
次に、その体になった理由。
そして、健康に戻すための方法。
最後に、何を食べれば良いか。
薬膳の登場は、最後でした。解決法のひとつである薬膳にたどり着くまでに、学ぶことが沢山ありました。
これらの中医学の理論を、同時に学んでいく薬膳学が、中医学の理論に基づく「薬膳ごはん術」です。
中医学には、長く長く受け継がれてきた生活の知恵がたくさん詰まっています。生活の知恵というからには、決して難しいものではなく、本当は子どもの頃から家庭で誰もが当たり前に、実践できること。
だから私たちは、中医学の理論に基づく薬膳を伝えています。
中医学の理論で体の仕組みを理解し、自分の体の状態を知り、その解決手段としての薬膳を伝えています。
身近な食材で簡単に、普段の食事を薬膳ごはんに変える技も、お伝えしています😊
2025年4月スタートの薬膳ごはん術講座では、2期生のお申し込み受付を開始しました。
無料のプレセミナーもありますので、ご興味のある方は、この機会に是非、ご参加いただけたら嬉しいです😊
お申し込み・詳細は、中国医学協会ホームページをご覧ください。
まずはプレセミナーで、どんな講座か、どんな内容か、講師と講座の雰囲気を知っていただけたら嬉しいです。

