がんばりすぎない「4毒抜き」
〜減らしてあげるだけで、体はちゃんと動き出します〜
こんにちは、yokoです。
漢方薬局に立っていると、毎日のように聞くお悩みがあります。
「何を食べたらいいかわからなくなっちゃって…」
「体にいいこと、頑張ってるのに調子が上がらないんです」
そんな方に、最近よくお話ししているのが
「4毒抜き」という考え方なんです。
4毒抜きは「抜く」より「減らしてあげる」こと
まず最初にお伝えしたいのは、
4毒抜きは厳しい食事制限ではないということ。
昔から漢方で大切にしてきた
「腹八分目」の、今の暮らし版だと思っていただくと
とてもわかりやすいんです。
現代は、とにかく
体に入るものが多すぎる時代。
だから「足す」よりも、
少し減らしてあげるだけで、
体が本来の力を思い出してくれるんですよ。
4毒、それぞれが体にどう影響しているの?
① 小麦粉が多いと「気」を生みすぎてしまう
パン、麺、お菓子…
小麦って、本当に身近ですよね。
中医学では、小麦は
気を生みやすい食材。
元気がない時には助けになりますが、
摂りすぎると、
・気が上に昇りすぎる
・ソワソワする
・考えすぎて眠れない
こんな形で現れることがあります。
「元気なのに疲れる」方、
ちょっと多いかな…と感じています。

② 植物油が多いと、津液がたまりすぎます
サラダ油、揚げ物、加工食品。
知らないうちに、油はたくさん入っています。
油が多いと、
体の潤い(津液)が動けなくなって溜まりやすくなるんです。
すると、
・むくみ
・体が重だるい
・痰が絡みやすい
こうした「痰飲」の状態に。
「水は飲んでないのに、むくむ」
そんな方、実はとても多いんですよ。
③ 乳製品は、肌肉に溜まりやすい性質があります
牛乳、チーズ、ヨーグルト。
体に良さそうなイメージ、ありますよね。
でも中医学的には、
乳製品は重くて留まりやすい性質。
摂りすぎると、
・肌の下がもたっとする
・コリが抜けにくい
・湿疹やかゆみ
こうした形で出てくることがあります。
「骨のために」と毎日たっぷり摂っている方、
一度量を見直してあげてもいいかもしれません。
④ 甘いものは、気血を増やしすぎてしまいます
甘いものは、
脾を助け、気血を補う大切な存在。
でも現代は、
甘いものが簡単に手に入りすぎるんですよね。
摂りすぎると、
・体が熱っぽい
・イライラしやすい
・だるさが抜けない
「補いすぎて、巡らなくなっている」状態になります。
4毒抜きは、体を“いじめる”方法じゃありません
よく誤解されるのですが、
4毒は悪者ではありません。
足りなければ、もちろん困ります。
ただ、今の私たちは
「ちょっと多すぎる」だけ。
だから、
・毎日 → たまに
・当たり前 → ご褒美
・全部 → 少し
このくらいの気持ちで十分なんです。
体は、ちゃんと戻る力を持っています
漢方薬局で見ていると、
食事を少し整えただけで、
・眠りが深くなった
・むくみが減った
・気分が落ち着いた
そんな変化を、皆さんちゃんと感じておられます。
「抜く」より
「減らしてあげる」。
それが、
自然治癒力を信じる養生なんですよ。
無理せず、怖がらず、
できるところから始めてあげてくださいね。
yokoでした 🌿

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